相場考察
今月の相場考察
- 今月の相場考察
- 日本市場
- 《令和》開幕は下落スタートだけれど
- 景気動向指数は「悪化」へ
- 日経平均が抱える3つのマイナス要素
- 輸出と設備投資動向
- アジア向け輸出は強烈に減少
- 外国人投資家は前回の増税直前3ヶ月は売り越し
- 米国市場
- 過熱する殴り合い
- ファーウェイへダイレクトアタック
- 雇用統計に注視せよ
- 欧州市場
- 欧州も貿易戦争に巻き込まれている
- トルコリラはどこまでも
- 新興国市場
- 米中貿易摩擦に左右される展開
- 日本市場
日本市場
《令和》開幕は下落スタートだけれど
米中による貿易戦争の長期化に対し、投資家の警戒はかなり強いようで、日経平均株価は10連休明けから下落し続けました。
ですが、"消費増税が先送りになるかも"といった投資家の期待が相場に表れ、持ち直す形となりました。
・貿易戦争(関税、トランプ大統領の発言)
・消費増税
・中国経済の減速
令和を迎え心機一転といきたいところですが、外的要因だけでなく、内的要因も不安な点が多いため、楽観視出来ない状況が続きそうです。
景気動向指数は「悪化」へ
内閣府が今月13日に公表した3月の景気動向指数は、景気の現状を示す一致指数が99.6となり、景気の基調判断をこれまでの「下方への局面変化」から「悪化」に引き下げました。この「悪化」になるのは6年2カ月ぶりとなります。
中国経済の減速などがかなり響いた模様です。
日経平均が抱える3つのマイナス要素
輸出と設備投資動向
アジア向け輸出は強烈に減少
外国人投資家は前回の増税直前3ヶ月は売り越し
米国市場
過熱する殴り合い
やられたらやり返す。世界経済を巻き込んだ貿易戦争はまだまだ始まったばかり。
アメリカの中国からの輸入は約5,400億ドルで、このうち2,500億ドル(46%)に対し、関税が25%となります。
・第1弾、第2弾において、消費財の割合は1%
・第3弾において、消費財の割合は24%
・残りの輸入品すべてにも25%の関税を課す第4弾にも言及
・残り2,900億ドル(54%)はその大半が消費財であり、代表的な輸入品であるスマートフォンのほか、パソコ ンや玩具、衣服等日用品も対象
米中貿易戦争は、世界経済と金融市場にとって無視できないリスク要因となっているため、投資家はこの戦争としばらくお付き合いしていくことになりますね。
ファーウェイへダイレクトアタック
アメリカ商務省は日本時間の5月17日、中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術)を、禁輸措置対象のリストに正式に入れたことを発表しました。
ファーウェイが昨年18年に調達した約700億ドルの部品のうち、アメリカ企業からの調達分は110億ドル超ありました。禁輸措置はファーウェイの拡大戦略にとってかなりの痛いですし、アメリカのハイテク企業も大口顧客を失うことになります。
すでに影響は出ており、インテルやクアルコム、ブロードコムといった半導体メーカーは20日までにファーウェイに半導体を供給しない方針を従業員に伝えました。
半導体メモリー大手のマイクロン・テクノロジーは売上高の13%がファーウェイ向けですし、通信用半導体のスカイワークス・ソリューションズも最大で10%程度に達するととこと。グーグルは一部ソフトウエアの供給を制限するまでの猶予期間は、セキュリティ更新を続けると表明しました。
貿易戦争は勝者を生まないと言いますが、その消耗戦はまだまだ続けるようです。
雇用統計に注視せよ
雇用統計は良かったのですが、賃金上昇は停滞しています。過去を振り返ると、賃金上昇ペースが鈍ると失業率が上昇する傾向があります。
これは、失業率低下→ 賃金上昇→ 賃金低下→ 失業率上昇 というサイクルがあるためです。
失業率が上昇する兆しを見せると、FRBは利下げに踏み切っています。市場の変化となる可能性が高くなる要因でもあるため、要注意です。
欧州市場
2019年1~3月期の実質GDPは伸びが加速したものの、企業の景況感は悪化が続いています。
欧州も貿易戦争に巻き込まれている
輸出依存度の高いドイツをはじめ、中国景気の減速、米中貿易摩擦の影響を大きく受けている状況。
トルコリラはどこまでも
3月にトルコのイスタンブールで市長選が行われましたが、選挙結果について不正が疑われ、再選挙が決定。トルコの政治情勢は不安定で、トルコリラは対米ドル、対円で大きく下落しています。
その他、ブレグジットも迷走を続けています。欧州は日本以上に大変な問題を抱えているのかもしれません。
新興国市場
米中貿易摩擦に左右される展開
当初、楽観的な見方が大勢を占めていた米中貿易交渉ですが、 中国が産業補助金などを巡って態度を硬化させたことから、トランプ大統領の関税強化発言につながりました。中国の株式市場は下落、上海総合指数は直に影響を受けています。
米中貿易協議の進展に合わせ、再度大きく相場が動く可能性はありそうです。
5月の米中通商協議の件もありますが、早期に決着すると見込んでいる勢はもう少し慎重になった方が良いのではと思います。それによる相場が戻る可能性もあると話題ですが、長引く貿易摩擦はそう一筋縄ではいかないはずです。
各国それぞれが不安要素を抱え、さらにはアメリカから常に牽制される状況が続く中、金融政策や政治をうまくコントロールしていく国、企業はあるのか気になる相場ですね。
貿易戦争では、過去に日本も苦い思いをしてきたため、中国も同じ道を辿るのでしょうか。引き続きウォッチです。
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相場考察
今月の相場考察
- 今月の相場考察
- 日本市場
- エビデンス無きストーリーをどこまで続けるか
- 米国市場
- どうなる景気後退
- トランプ大統領はなぜFRBに言及してくるのか
- 欧州市場
- ブレグジットの行方は
- 新興国市場
- 米中貿易協議に注目
- 日本市場
日本市場
年初の下落から少し戻してきたようです。
日本では急落した鉱工業生産指数をきっかけに景気後退への不安が高まっています。株価が下落トレンドに入ったとしても、景気後退しなければ株価の下落も軽微で済むことが多いとされていますが、景気後退となれば株価下落期間が長期化し、下落幅も大きくなります。
米国、中国の相場にけん引される形で、国内の相場は下支えされています。あと、日銀によるETFの買い支えも。
それでも景気後退確率は現在61%へ上昇。企業経営者も景気の先行きを不安視しています。
※先月からあまり良くないという事実は押さえておきたいところですね。
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エビデンス無きストーリーをどこまで続けるか
消費税増税が今年の10月に行われる予定ですが、日本政府としてはそのネガティブなイベントを何とか乗り切らなければなりません。
それにより、消費者の財布が今よりさらに固く閉ざされては景気は悪化してしまう一方だからです。
そのため、政府としては何とか消費者の購買意欲を燃やして、消費者物価指数を上げていかなければなりません。
現時点での状況はというと、個人消費は雇用・所得環境の改善を背景に、基調としては緩やかに回復基調にあります。
ですが、株価下落や景気の先行き不透明感の高まりに伴う消費者マインドの悪化は、個人消費が伸び悩む一因になっています。
目立ったところで、可処分所得の増加を背景に、外食や旅行などのサービス消費は増加基調で推移しています。やはり、近年はモノよりコト消費なのでしょうか。
耐久財消費も堅調に増加。新車投入効果がみられる自動車の販売が好調なほか、10年前のエコポイント制度導入時に購入ブームとなった冷蔵庫やテレビなどでも買い替え期がきます。
新元号になり、新たな年を迎えることにより新たにマインドが変わると良いですが...
一つ言えることは、経済の状況は元号が変わっても何も変わりませんが、それに伴うイベントはありますからチャンスとなって欲しいですよね。
toyokeizai.net
米国市場
日本市場と違い綺麗に上昇してきました。なんやかんやで強い米国です。
その裏には、トランプ大統領が2020年の大統領選を見据えた動きが伺えます。支持率のためにも株式市場の調子を維持したい意向が明らかに見える発言ばかりをしているのです。
「米連邦準備理事会(FRB)は利下げをすべきだと考える。FRBは利上げで景気を大きく減速させた」
「インフレはほとんどみられない。政策金利を引き下げて(保有資産を圧縮する)量的引き締めも取りやめるべきだ」
「量的緩和にも動くべきだ」
このように基本的には、マーケットに影響を及ぼすような発言を繰り返し叫んでいます。あとツイッターでも。
さらには、自分の考えに近い人物を多くFRBに配置しているのも事実。
もう何がなんでもといった感じですね。
どうなる景気後退
過去からの景気後退確率の推移を見ると、目安となる30%水準に近づいています。
これは、この指数が30%を超えると1年以内に景気後退に至るとされている予測。すぐにというわけではないですが、ここ数年の中で景気は確実に失速しているという事実です。
株価を上げようとするトランプ大統領、景気後退を示す数字。
ストーリか、エビデンスか。
米国もまた難しい状況にあるのだと思います。
トランプ大統領はなぜFRBに言及してくるのか
事あるごとに金利に対して発言を繰り返すトランプ大統領。それは過去を振り返ることにより、答えが見つかりそうです。
第2次世界大戦後を振り返ると、米国で財政赤字のGDP比率のマイナス幅が5%を上回った局面は、景気後退後の2回しかありません。現在のような景気環境で、さらに財政赤字のGDP比率のマイナス幅が5%を上回る見通しとなっているのは、かなり珍しい事態です。
これは、いったいどんな例外的な財政拡張策がとられているのでしょうか。
トランプ政権の中期財政見通しでは、それほど財政赤字幅は拡大しないといっていますが、それは3%の高い成長が続くというかなり楽観的な前提による観測がされているからです。
トランプ政権は、国防費以外の支出を抑制することを提案しているわけですが、その中には研究開発関連、教育費、住宅関連などの重要な項目が含まれており、その支出削減が実現できるかどうかについては不確実性が高いです。
中期的に米国財政収支の歴史的な悪化傾向が続き、それが貿易・経常赤字の拡大をもたらすとの不安が強まっていけば、いずれは米国が海外から円滑に資金調達ができるかどうかという懸念が浮上することになる可能性も。
そうなるとドルの信認低下を伴う形で、ドルの大幅下落と、長期金利の大幅上昇を生じさせかねません。
何としても米国の景気拡大を止めるわけにはいかないトランプ大統領と、その自身が取る政策。この物語にハッピーエンドはあるのでしょうか。
欧州市場
株価は上向いてきましたが、輸出や企業活動が停滞しています。
さらに、ユーロ圏でない欧州向けの輸出や、中国を除くアジアなどの新興国向けの輸出も減少に転じています。
ユーロ圏経済は減速が続いており、景気の急速な悪化と物価低迷への危機感から、ECBも金融政策を軌道修正し、2019年内の利上げは断念という結果に。予想通り主要政策金利を据え置いて、金利ガイダンスも維持しました。
3月のドイツ製造業PMIは44.7と、景気の拡大・縮小の目安の50を大幅に下回りました。ユーロ圏で最大国であるドイツの動向はユーロ圏の経済を大きく左右するため、経済の見通しはよくありません。
ブレグジットの行方は
イギリスと欧州連合(EU)は10日、ブレグジットを10月31日まで延期することで合意しました。
この日、EUが臨時首脳会談で決定したわけですが、まずは合意した内容をまとめておきましょう。
1.EU離脱は最長10月31日まで。そして、離脱協定の批准に必要な期間だけ延期される。
2.イギリスは5月23日の欧州議会選挙に参加しなくてはならない。参加しなかった場合、イギリスは6月1日にEUを離脱する
3.欧州理事会は、離脱協定の再交渉はしない
大きなポイントはこの3つでしょうか。
イギリスはあと6ヶ月で今後の方針を決めなくてはなりませんから、もう後はありません。離脱協定に基づいて一刻も早くEUを離脱することを目標としていますから内政を上手くまとめ上げなくてはいけないのです。
しかし、それが上手くいかず、労働党との協議が結実しなければ、シナリオはまたややこしいことに。
考えられるシナリオのパターンは今までの経緯から推測するに、合意なし離脱・メイ首相の離脱協定での離脱・大がかりな再交渉・2度目の国民投票・総選挙の前倒し・再度 内閣不信任案の採決・ブレグジット中止のいずれかが起こる可能性が高いです。
ユーロ圏だけでなく、世界への影響も大きいこの騒動。ベターな選択はどれなのか。また、ベターな選択は存在するのか。イギリスの行方に目が離せません。
新興国市場
2019年3月31日に、中国国家統計局が発表した3月の中国のPMI(製造業購買担当者景気指数)は50.5となり、市場予想の49.6を上回る結果となりました。
景気拡大と景気後退のサインとなる節目の50を超えたの は2018年後半以来。正しいデータなのであれば、景気は持ち直しつつあります。
実際、政府の景気刺激策として融資緩和、減税、電気料金や高速料金の引き下げを行い、企業活動を活性化させたことで景気が上向いたのではという意見があります。
米中貿易協議に注目
悪いデータとして、中国の貿易が低迷していることが指摘されています。
貿易戦争の影響で、米国向け輸出が9%減少、輸入は同5%減の4754億ドルとなり、内需の弱さが見えました。
特に輸出において、主力の携帯電話が19%減と振るいませんでした。中国に組み立て工場があるiPhoneの販売低迷が響いています。
衣類、靴など中国が得意とする労働集約型の商品も前年割れとなりました。
減税やインフラ投資など、政府の景気対策が動き出したのが4月以降のため内需回復が鈍かったですが、この対策が効いてくるとなるとまだまだ中国も持ち直してくる可能性も。完全に見離すのは、まだまだ先のようです。
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港区支部会(Avengersの集まり)に行ってきました
日本を代表する大投資家さん達に会ってきました。
今回の会場は麻布十番。メンバーも大物揃いでヤバい。(良い意味で)
自分とは全く違う属性の方々ばかりなので、強烈な緊張感を持って参加してきました。(脳内パニックにより、このオフ会ではほぼ言葉を発しない借り猫状態の私でした)
じゃん❗本日のメンバー‼️
— 妻ごはん🍴🍱🌟冒険投資家 (@hirosuke_kun) 2019年3月16日
ころすけさん(@alice_bana9)、SOSEKIさん(@kazkazkazuu)、teamKAKAさん(@teamkaka10)、はちどうさん(@8do9do)、ひろきさん(@hirokimiyamotoo)、hiroさん(@hiroakit_roko)ミスターマーケットさん(@mrmarket_japan)、めでぃかぶさん(@dr_bayview)
ウェーイ❗❗❗✨🍻🎶 pic.twitter.com/VNpT9qXvSm
参加メンバー(順不同)
オフ会の様子
始まりの狼煙(あの本)
最初に乾杯したあと、すぐにはちどうさんが本を取り出して見せてくれました。
そう。バフェット太郎さんのサイン入りブック。
米国株投資家界隈では、知らぬ人はいない有名人のサイン。
間近で拝見することができたので、何かご利益があるはずだと私自身思い込んでいます。手を合わせておきました。
オフ会中の私の行動・胸中
ゆるい雰囲気でのオフ会でしたが、飛び交う情報は目が点になるモノばかり。まさにスーパーヒーローの宴の様でした。
私自身が聞いたこと、思ったこと、感じたこと、胸中などなどを箇条書きにしてメモしておきます。
・憧れのはちどうさんを目の前にして(最初席が隣だった)硬直状態になり全然話せなかった
・ひろすけさんの優しいオーラに癒された(色々聞いてくださりありがとうございました)
・めでぃかぶ先生のオーラがハンパなくて、スリスリ触って運気を勝手に貰った
・Hiroさんとミスマさんの配当金の話はもっと聞きたかった
・Hiroさん、僕のことまた桜井さんって呼んでるwww
・ヒロキさん普通に馴染んでる。スゲー。やはりそちら側の階級の方だったのですな!
・カカさん、気配りしっかりしてる〜!関東に来てもカカブランドは健在だなぁ。
・円卓の回るテーブルでのご飯は初めてだった(最後の焼飯めっちゃ美味かった)
・はちどうさんの声が通る通る
・SOSEKIさんのリーダーシップすげぇ
・関東の人たちの運用額ヤベェ
・企業を買うという意味
・それぞれが考える相場観・投資哲学
・投資家とは何か
・企業を選んで買う人、マクロの視点からETFを買う人
・不動産投資ってこんなにやってる人いるんだ...
他にもたくさんの話題がありました。
後半は、SOSEKIさんとはちどうさんが寝てました。結構寝てました。
楽しい楽しい集まりでした
今回集まったのは、共通して株式投資を行なっている人たち。
金融資産の運用額の大きさは違えど、市場に身を委ねていることに変わりはありません。
ミスマさん(@mrmarket_japan)も言っていましたが、市場は誰にでも平等です。それぞれが同じルールの上でゲームに参加しているからです。
ですが、Hiroさん(@hiroakit_roko)の言っていることが刺さりました。
株クラスタのオフ会、みんないい人だけど総資産は5億ですとか年収は2000万ですみたいな感じになってるから心の弱い人は参加しないほうがいいと思う
— Hiro implements Serializable (@hiroakit_roko) 2019年3月17日
市場は平等にあると理解は出来ていても、ゲームのスタート地点が違うことがあるからです。これにコンプレックスを抱く人は少なからずいます。
ですが、それは自分の属性を理解できているかどうかで解決できます。生きる上での軸があれば、気にすることは無いのです。
teamKAKA' さん(@teamkaka10)も、この事について記事を書かれています。
悲観的な思い=ポジティブな行動
資産運用をしている多くの人から、将来への不安を聞きます。
ですがその不安があったからこそ、金融資産を持つという行動に至った人は多いはずです。
それは、未来への賭けにポジティブな証拠でもあります。不安なことは多いけれど、結果的に未来へ期待を込めて行動しているわけです。
資産を多く持つ人、少ないながらもコツコツと継続している人、共通することは未来は明るいものだと信じているからです。
賢い人はデータをかき集めて経済の歴史を紐解こうと試み、また戦略と戦術を駆使してさらなる高みを目指そうとします。
凡人や達観された人は、市場平均に身を委ね、経済がこれからも成長していくことを信じて、指数にお金を乗せていきます。
結果、市場に資金が集まり、それがエネルギーの原動力となり活性化していきます。
そう考えると、株式市場に参加している人たちはみんなポジティブな行動を取っていると思えるのですよね。
属性の全く違う人と出会えることを楽しむ
自分とは、資産の運用額が全く違ったり、投資哲学や市場の見方が全く違う、そもそも知識レベルが違いすぎる、なんて人にオフ会では出会うことが多いです。
「自分とは住む世界が違う人と話しても、何の役にも立たないよ」
「意見が全く違う人と話しても、全然楽しくない」
ということを言われたりもしますが、とんでもありません。
そんな人たちと接する機会など普段無いわけですから、聞きたいこと、知りたいことを聞く大チャンスです。
市場に参加している人たちはポジティブな人なのですから、むしろパワーをもらえます。
オフ会中多くの議論がありますが、共通していることは、より良くするにはどうすれば良いか、悪い問題をどう解決すれば良いか、という前向きな姿勢です。
同じコミュニティや、一つの企業の中(会社の飲み会とかマイナス発言が多い人いません?)にいると、なかなかそういったマインドの人や、発言に出会う機会が少なかったりもしますから、心が折れそうだとか、私なんかがそんな場所に、なんて思わずどんどんそういった場に足を運んで欲しいです。
こんなにポジティブで、楽しい会なんてそうそうありませんから。
まとめ
とにかく今回の会も笑いました。
話し足りないことは山盛りでしたが、一つわかったこと。それは。
みんな、楽しくて、面白くて、賢くて、稼ぎまくってて、めっちゃえぇ人たちやった!!
またよろしくお願いします。
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【第5回】ラーメンずずず会に参加してきました
東京に仕事で来ることも増えてきた今日このごろ。
都内で行われている、ラーメンを食べる噂のあの会に潜入したいなと思っていたら主催者の方からお声が。
せっかくなので、関西のメンバーと一緒に噂のあの会に遊びに行ってきましたよ。
いやぁ、ラーメンって奥が深いですよね。
会の概要・参加メンバー
今回参加させていただいたのは、巷でかなり噂になっている
"ラーメンを食べて、その後ワインを飲む" という、かなりブルジョワジーな投資家の集まり。
そう、ラーメンずずず会 !!!!
この会の実態は、仲良し4人が毎回ゲストを迎えてラーメンを食べる。というシンプルな会。
文字通り、アットホームな雰囲気でワイワイやるオフ会でした。
ずずず会主要メンバー
関西メンバー
ずずずさん、青井さんとは、2018年のインデックス投資ナイトでご一緒したことがあったので、お久しぶりでしたね。
ずずずさんは、ブログを始めた時期が同じのブログ同期です。アジェンダを作っていただいたり、日程の調整などをしていただきお世話になりっぱなしです。
青井さんは、以前に辛いものを摂取し過ぎでは無いかと心配になるほどの辛味投資家。実際はかなりのツワモノなので心配無用でした。
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とさかさん、なまずんさんとは初めまして。
お二人ともなんといっても若い!!フフフフレッシュでした!!
20代で資産形成に取り組んでいるというお二人。自分の過去を振り返ると恥ずかしくなってしまいました...
投資だけでなく、副業のことなどもしっかり考えていて感心しっぱなしでした。
動画配信もされており、時代をしっかりキャッチしている。ただただ凄いの一言。
良い刺激をもらえました。
(とさかさんアイコン似過ぎ、なまずんさん黄色過ぎ)
ずずず会 1次会会場
自家製麺 MENSHO TOKYO
自家製麺 MENSHO TOKYO | 濃厚ラム+豚骨スープ | らーめん・つけめん・油そば
今回、ずずず会の会場となった自家製麺 MENSHO TOKYO。
調べてみると凄いお店だったので、皆さんにも共有していきたいと思います。
HPから紹介文を一部抜粋。
東京らーめんのトレンドや技術を盛り込み、都会的な味づくり、店づくりに仕上げました。 味づくりはラム×豚骨をコンセプトに濃厚らーめんを再構築。このスープを軸につけめん、らーめんを展開、さらに煮干とたまり醤油を合わせたラム煮干中華そばや、野菜を合わせたベジつけめんなど、ここでしか味わう事のできない一杯をどうぞご堪能下さいませ。
また、店内に併設したラーメンラボを使用して、麺庄グループの考える「明日の一杯」を研究します。 今後はこのMENSHO TOKYO+ラボを拠点に、国内、海外へ、本物の味を発信していきたいと思います。
凄い。ラーメンで世界進出を本気で考えています。
兵庫県姫路市にも世界を目指すラーメン屋がありますが、同じような感じでしょうか。
グローバリズムの流れに乗り、とにかく世界進出。兎にも角にも世界進出。世界進出なのであります。
ところで、肝心な自家製麺 MENSHO TOKYOのお味はと言いますと。
美味かったです。ラムベースのスープはコクがあってパンチもあり、しかし後味はクドくなくスッキリと頂ける。さすが世界を目指しているお店ですね。ずずず会に初参戦!!
— ころすけ (@alice_bana9) 2019年3月15日
とっても美味しかったです🍜
金属バットで殴られないように気をつけます#ラーメンずずず会 pic.twitter.com/BlVOhz5ogW
ごちそうさまでした。
ずずず会 2次会会場
2次会の会場は、"毎日の暮らしの豊かさを、食から。"でお馴染み、みんな大好きサイゼリヤです。
味・値段、共に良し。ずずず会では定番の会場、というよりも投資家界隈で定番ですね。
ワインを飲みながらワイワイしました。
関西勢がうるさくしてしまったみたいで、ほんとすみませんでした。でも、めちゃくちゃ楽しかったんです。
仲の良いコミュニティ同士がクロスオーバーすると、楽しさも倍増です。
せっかくのアジェンダを無視しまくって、マイペースで聞きたいことをあれやこれやと聞いてしまいました。(アジェンダの意味)
それでも気さくに応答してくれる、ずずず会のメンバー。いつも話す関西のメンバーとは違った意見なども聞けて非常に良かったです。
2次会のハイライト
・ウクレレの話で盛り上がる
・動画配信について
・個別銘柄のお話
・ワイン飲み過ぎじゃね?
・インド企業、謎の激推しが展開(非常に迷惑)
・ミスマさんの現金比率に会場ドン引き
・方言マジックに気をつけよう
・いや、だからワイン飲み過ぎじゃね?
・ブロガーMTG楽しそう
・ずずず会が界隈で有名に
・バンガードにフォローされたよ嬉しい
・ワイン飲み過ぎたけどこの値段!サイゼすげー!
・自宅に帰るまでがずずず会
などなど、他にもたくさん話したと思います。
個人の、価値観・家族・投資哲学、それぞれ違うのに、楽しく話せる場を作っていただいたずずず会のみなさん!
ありがとうございました〜!
みなさんの記事です
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今月の相場考察
- 今月の相場考察
- 日本市場
- 鉱工業生産指数を見ると下落傾向は続きそうな予感
- 為替の影響は企業の追い風となるか
- 米国市場
- 各指数は悪化する一方
- FOMCでの発言に注意せよ!!
- 欧州市場
- ECB ドラギ総裁の一言でユーロ安
- 新興国市場
- 世界経済の減速が新興国にとってのリスク
- 日本市場
日本市場
鉱工業生産指数を見ると下落傾向は続きそうな予感
日本企業は先行き不安を持ち始めているため、急速に景況感が悪化しています。
中国の景気減速を背景に、中国向けの輸出が減少しているとの報道もあり、経済産業省の見解では「3月まで大幅な上昇は見込みにくい」との事です。
事実、製造業の生産・出荷 共に減少しているのは頭に入れておきたいところ。逆張りするにはファンダメンタルが弱すぎると。
特に中国に関連する業種にはインパクトが大きいです。
為替の影響は企業の追い風となるか
一度割り込んだ110円台から111円台に帰ってきたことは嬉しいことです。
国内製造業の予想為替より、円安で推移してくれるのであれば それはプラス材料になりますから、決算で素直に反映されれば市場にとってはウェルカム。
悲観的な市場の雰囲気を吹き飛ばすことはできるでしょうか。
米国市場
各指数は悪化する一方
失業率が上昇する兆しを見せるのと同時に、FRBが利下げに踏み切っています。
アメリカの経済は昨年7月で、景気拡大期間が10年となります。これまでで最長となる景気拡大は、ここにきてペースは鈍化。
雇用統計もそれを示しています。
それぞれの指数は良くありませんでした。
失業率、小売業界の売上、貨物指数、住宅着工件数、耐久財受注、ISM製造業景況感指数 などが悪化しています。
FRBの目標は、物価と雇用の安定。
ということは、雇用統計で失業率の上昇がみられるとFRBが利下げを行う可能性があるということです。
米国雇用統計で、失業率が4%以上に高まるようならば、 FRBが利下げする可能性も高まると言われていましたが、結果はギリギリのライン。引き続きパウエル議長の発言に耳を傾けることになりそうです。
FOMCでの発言に注意せよ!!
FRBは短期の証券を買うことで、短期金利を低下させる狙いを持っている可能性があります。
それは、低金利で儲からなかった金融機関は、長期金利が上昇すればビジネス環境は好転するからです。
もし、金融機関の破たんが起きると困るため FRBはある程度の長期金利の上昇は容認する可能性があるのです。
ですが、長期金利の上昇は、マーケットにとってはマイナス要因となります。
2019年1月FOMCでの発言を振り返ると、「最終的には国債のみを保有する方針に従い、不動産証券の償還分は国債の再投資に振り替える」と言っています。
それは、長期の証券はもうあまり持たないということ。長期の証券を減らして、短期の証券を増やすということですから、株式投資家にとっては考えさせられます。
深く考えすぎるのは良くないかも知れませんが、気になりすぎて夜も眠れません。
欧州市場
ECB ドラギ総裁の一言でユーロ安
ECBは2018年12月の理事会で、量的緩和政策終了を決定する一方で、超低金利政策は「少なくとも2019年 夏までは維持する」と述べていました。
2019年秋以降に利上げされるかが注目されていましたが、結果的に据え置くということに。
為替はその発言を受けて、ストンと落ちてしましました。
ユーロ圏経済は減速が続いています。中国の景気減速、世界的な貿易摩擦が要因となっており、好景気になるためのエンジンが見当たりません。
GDPの成長率も下がっており、リセッション入りは時間の問題かもしれません。
新興国市場
世界経済の減速が新興国にとってのリスク
新興国株式市場の様子を表すMSCI新興国株指数は、中国のウエイトが引き上げられると発表されたことを受けて、中国株式市場に資金が流入している(約5.1兆円)との報道もあってか、買われる展開となりました。
上海総合指数は、2018年6月以来の高値圏を推移しています。米中貿易協議に前向きな報道があり、 貿易摩擦解決の期待が高まっています。
ですが、今後の協議の内容により影響を受けるわけですから、期待し過ぎは良くありません。
中国景気の減速は鮮明になっています。2019年の経済成長率目標を2018年の6.5% 前後という目標から引き下げました。
中国は膨らんでいる債務や米国との貿易摩擦に対処しながら、景気減速のソフトランディングに取り組むことになります。
何か一つでも、悪いニュースでマーケットは過敏に反応してしまう状況です。リスクの取りすぎには警戒しなければなりません。
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【資産運用】ETFで長期投資!銘柄と時間を分散しよう!
安定的な資産運用を実現するには、長期投資と分散投資が必ずと言っていいほど大事です。
逆の言葉を当てはめると、短期投資と集中投資ではリスクの度合いがまるで違うことが理解できると思います。
ETFを使って長期・分散投資をして、堅実な運用を行いましょう。
分散投資とはリスク管理に対する戦略
株式投資を行う際、誰もが良い結末ばかりを想像します。それは当たり前の話で、儲からなければ始める人などいません。
しかし、夢を描きリターンを求めれば求めるほど人というのは欲深くなっていく生き物。
高リターンの金融商品を求めるあまり、商品の裏側に潜むリスクには目が行きません。
株式投資とは、マーケットを相手にするものですから、どんな商品を選ぼうが、その時点では利益を確定することはできません。
当たり前の話になりますが、お金が減ってしまうこともあるのです。
分散投資の意味
分散投資の本質はリターンよりも、リスク管理を考えた投資戦略です。
簡単な例を言えば、1銘柄より5銘柄。5銘柄より10銘柄と分散させた方がリスクを抑えることができます。
ETFに投資すれば、それ以上の銘柄に一気に投資できます。
日本企業を対象とした日経225に連動するETFなら225銘柄に投資できますし、米国企業を対象としたS&P500種指数に連動するETFなら約500銘柄に分散投資ができます。
極端なリターンを得ることは出来ませんが、リスクを抑えて資産運用をするにはもってこいなのです。
短期的な動きに惑わされず、長期的な成長をみる
ここでのお話はマーケットへ対する知識がある人には関係のない話かもしれません。
基本的に、マーケットの動向を短期的に予測するというのは非常に難しいものなのです。
相場を読み間違えて、短期的な売買を繰り返し、資金を減らしていってしまう人も少なくありません。
ですが長期的な視点を持って相場に向き合えば、失敗は減ります。
基本的に、資本主義経済は成長していく仕組みを持ちますから、市場そのものの長期的な成長に身を委ねた方が合理的なのです。
人口が増える国、減る国。テクノロジーが進化していく国。色々とありありますが、経済が成長する場所は期待ができる場所。
それらがお金を稼いでくれないと、投資家も儲からないわけですから時間はかかります。
その恩恵を受けるためにも、長期的な目でマーケットに向き合っていかなければならないのです。
時間(長期)と複利で資産運用
長期投資といっても時間をただかければ良いというわけではありません。
複利という魔法を活用することが重要なのです。
投資信託などで積立投資している人がいれば良くご存知かと思いますが、投資信託のインデックスファンド等の分配金は再投資されているため手間をかけずに複利の力を利用することが出来ます。
しかし、ETFの場合は基本的に配当という形で現金として払い出されてしまうため、投資家自らが再投資を行なわなければ複利の効果を利用出来ないのです。
デメリットとしてこういった手間がありますが、信託報酬が投資信託よりも安いという大きなメリットがあります。
節約が苦ではなかったり、こういったちょっとした一手間ができる人は、無駄なコストを支払うことなく資産を上手く運用できるのかもしれません。
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長期投資には低コストなETFが有利です
長期投資を考える際に、コストを考えることはとても大事です。
一つ一つの企業を買ってしまえば、売買する際の手数料に気をつければ良いだけですが、市場を丸ごと買えてしまう投資信託やETFには保有している間にもコストが発生してしまいます。
リスクを抑え、コスト管理をすることは、長期投資においてとても大事なことなのです。
なぜETFを推奨するのか
個人投資家に適した資産運用の方法の一つに、長期投資が良いと言われています。
その時、手数料というのは重要なポイントになります。
手数料の一つである信託報酬は、投資信託よりもETFの方が低い傾向があるのです。
信託報酬の違いによる影響
例えば10年間手数料が、0.1%と0.5%の商品で運用をしたとします。
そうすると、同じパフォーマンスだったとしてもコストが違うことにより支払う手数料が倍以上も変わってきてしまうのです。
信託報酬の低さというのは、長期投資を考える上で重要なポイントになるのです。
低コストで長期投資に向いている商品
長期投資において一般的には、国内外株式や債券・不動産・金などの、複数のETFを保有することで、さらなる分散効果が期待できます。
それがリスク分散につながります。
例えば、国民の年金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のような組み合わせをすれば、世界中の景気が悪くなったときには、信頼度が高い債券の価格が上がる可能性がありますし、損失を抑えてくれる役割を果たします。
様々なETFでさらなる分散投資をすることで、利益を確保しながらリスクを抑えるということもできるようになるのです。
低コスト、かつ分散の効いたETFを使って、堅実な資産運用(長期投資)を行っていきたいですね。
まずはETFとは何かを知るところから始めましょう
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相場考察
今月の相場考察
- 今月の相場考察
- 日本市場
- 年明けから元気のない国内相場
- 米国市場
- 注目すべきFRB動向
- 一般教書演説の内容まとめ
- 1.大型減税の実施、雇用創出成果を強調
- 2.最も多くの時間が割かれたのは移民政策について
- 3.経済政策への言及は、インフラ整備投資に限定された
- 4.通商政策への言及もあまりなく、市場も薄い反応
- VIXも信用リスクも少しずつ上昇してきた
- 欧州市場
- イギリスの欧州離脱リスクはもう間も無くか
- 新興国市場
- FRBの金融引き締め停止観測により新興国のターンとなるか
- 考えておくこと・メモ
- 日本市場
日本市場
年明けから元気のない国内相場
貿易問題、欧州問題、様々なマーケット全体の先行き懸念から、海外市場でリスクオフが意識されています。
日経平均株価は、2018年12月にー10.5%、2018年10月にもー9.1%という急落を記録しているのが記憶に新しいので、ピリついたムードが継続。
下落率、頻度、これらは2000年のケースと類似しています。
2000年は3回の下落が発生して、展開が似ているということから もう一段下落を警戒する声が多く聞こえてきます。
それは、日本を代表するトヨタ自動車をはじめ 日経大手企業の下方修正が目立っていることから可能性は否定出来ません。
米国市場
注目すべきFRB動向
金利を下げるかどうかが注目点となっています。
先月1月末に開かれたFOMC会合後に、 世界経済の減速懸念を受けて、FRBのパウエル議長は金融引き締めの見直し(今回は停止)を示唆。
市場はこれを受けて株式相場は持ち直しました。
1990年以降、これまで4回の "利上げ停止" 局面があり、今回で5回目となります。
過去の "利上げ停止" 局面では、2015年のケースを除き、その後利下げを行なっています。利下げが起きても、株価の水準が維持される確率はそれほど高くないということが過去から読み取れる結果です。
1997年と2015年は株価が維持されましたが、反対に2001年と2006年では利下げしたにもかかわらずバブル崩壊となりました。
これらのことから、今回も "利下げ" となるかが焦点になります。
一般教書演説の内容まとめ
はじめに、『一般教書』演説とは何かご存知でしょうか。
『一般教書』演説とは、アメリカ合衆国において大統領が連邦議会の上下両院の議員を対象に、経済、外 交など幅広い政策課題や方針について説明する演説です。 『一般教書』は「年頭教書」ともいわれ、「予算教 書」「大統領経済報告(経済教書)」と合わせて三大教書と呼ばれることもあります。
1.大型減税の実施、雇用創出成果を強調
今回の『一般教書』演説は、いつものような過激な敵対的な発言は控えめで、米国民や上下両院に団結と協力を求めるような主張が目立ちました。
冒頭では、大型減税の実施や雇用の創出といった成果を披露しました。オバマ前政権が導入した医療保険
制度、いわゆるオバマケアについては、強制加入義務を廃止したと訴え、自らの成果としました。
2.最も多くの時間が割かれたのは移民政策について
最も時間が割かれたのは、移民問題についてです。
そのなかで、強調されていたのは「コンクリートの壁ではないにしても、物理的な障壁を建設する」といった発言です。
言い方はやや柔らかくなったものの、不法移民対策には壁が最も効果的な方法であるとの従来からの見解に変化はないことが伺えました。
3.経済政策への言及は、インフラ整備投資に限定された
経済政策への言及は、景気拡大の持続に満足しているのかほとんどありませんでした。
追加の減税政策は今のところないようで、唯一社会資本(インフラ)整備投資の強化に触れる程度でした。
トランプ大統領がインフラ投資強化が必要だと述べた場面では、民主党サイドも拍手を送っていました。インフラ投資の重要性という点では、大統領と民主党の間に意見の相違はないととれます。
今後の課題は、そのための財源確保といったところでしょうか。双子の赤字をどう解消させるのかも気になるところです。
4.通商政策への言及もあまりなく、市場も薄い反応
通商問題に関しては中国との貿易交渉に言及し、構造的な改革を求めましたが、特に目新しい内容はありませんでした。
また日本や欧州への言及はなく、通商政策に触れた時間は僅かな時間でした。
『一般教書』演説翌日2月6日の米国市場の株価は、前日までの上昇の反動で下落したのですが、今回の『一般教書』の内容に新味はなく、演説そのものへの株価の目立った反応は特に無かったと思えます。
VIXも信用リスクも少しずつ上昇してきた
VIX指数は一段落したものの、上昇基調の兆しが現れているようにも思えます。
信用リスクは少しずつ上昇基調にあるため、楽観的なスタンスでの投資は控えるべきかもしれません。
とにかく方向性は不安定なままです。1日にして相場感はひっくり返る可能性があります。
欧州市場
イギリスの欧州離脱リスクはもう間も無くか
欧州の経済は引き続き低成長が続く見通しです。
ユーロ圏経済は減速が続いており、さらにはEUとしての具体的な解決策がないままです。GDPとの連動が高い購買担当者指数(合成PMI)は、 51.0という5年半ぶりの低水準に。
2018年後半の成長率低迷を受け、2019年のGDP成長率の下方修正が相次いでいます。
IMF(国際通貨基金)は2019年のユーロ圏の成長率を0.3%下方修正し1.6%と発表し、さらにドイツが1.9% → 1.3%へと大幅に下方修正しました。
英国は恒常的に貿易赤字国です。そのため生活用品や食料品などの日常で必要なものは、大部分を輸入に頼っている状態です。
さらにポンド安が進めば、輸入物価が上昇してしまい国民の生活を直撃します。
”Brexit Shock” は起こるのでしょうか。引き続き気になるところです。
新興国市場
FRBの金融引き締め停止観測により新興国のターンとなるか
FRBが金融引き締めを一旦やめて、利上げを見送る方針を発表してから米国を中心に多くの国で株価は持ち直しました。
ドル高に歯止めがかかったことが新興国経済にプラスとなり、これまで大きく売られていた新興国通過のトルコリラや、 南アランドなどの強さが目立ちました。
とはいえ、世界経済全体が減速するようであれば、2019年に大きく持ち直すことは考えにくいです。
ですが、今回の株式市場の調整が短期で終わるようであれば、再度上昇基調に入る可能性も十分考えられます。
考えておくこと・メモ
◆日経平均株価は、もう一発衝撃に備えないとダメかも
◇米中の貿易問題が落ち着けば上昇の材料
◆FRBの動向は都度注目すべき
◇インフラ企業群にお金が雪崩れ込むかも
◆VIXは上昇傾向にあるということ
◇ブレグジットが起きれば欧州関連はおそらくかなりネガティブに動く
◆ドル安の風が吹けば、新興国の追い風となる
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データ引用
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続きを読む【簡単・手軽・分散】ETFとは何か
最近では《つみたてNISA》という言葉も世間に定着しつつあり、投資信託による資産運用を始めた方も少しづつ増えてきました。
その影響もあるためか、投資信託以外の金融商品に興味が出始めた人もいるはず。
ワンルームマンション投資や仮想通貨などを学ぶより先に、もう少し資産運用に向いている商品を先に学んでおくのも悪くはないはずです。
- ETFとは
- ETFと株式の違い
- 簡単で手軽な分散投資が可能
- ETFと投資信託の違い
- コストと取引時の自由度
- ドルコスト平均法という平均点戦略
- まとめ
ETFとは
ETFとは、特定の指数、例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。
ようするに、リアルタイム取引が出来る投資信託ということ。
投資信託と株式の良いところを合わせた商品なのです。
投資信託についてはコチラ
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ETFと株式の違い
簡単で手軽な分散投資が可能
株式投資は個別に企業を選んで投資をしますが、投資の結果というものはその企業の業績や将来の見通しで決まります。
そのため、その時その時で評価というものは大きく左右されがちです。
さらには株価が急落してしまい、配当が減ってしまうなんて可能性も...
一方、ETFは投資信託なので、株式や債券などを組み合わせてパッケージングした金融商品です。
そのためETFの投資対象となるものは様々で、たくさんの銘柄で構成されているものが多く、少額で簡単に分散投資が行えます。
偏った金融商品だけに投資をしてしまうのは非常にリスクが高くなるため、長期の資産運用においてはETFを用いた分散投資を行うことによりリスクを抑えることが非常に重要です。
ETFと投資信託の違い
コストと取引時の自由度
ETFと投資信託の違いはなんと言ってもコストです。最近では投資信託の手数料もかなり下がってきましたが、それでもETFの優位性は揺るぎません。
それは構造上仕方がない問題なのです。
そもそも投資信託は、" 販売会社・受託会社・運用会社 "の3社に対して信託報酬を払う必要があります。
ですが、ETFは販売会社に支払う仕組みが無い分コストを抑えれる傾向にあるため、投資信託に比べて低コストな商品が多いのです。
次に、取引時の自由度が違います。
ETFは上場しているので、株式と同様リアルタイムで市場価格が変動するため、取引時間中はいつでも売買が可能です。
しかし、投資信託は1日に一度算出される基準価格での売買のみとなっています。
そのためETFは、相場が急落した瞬間に買うことや売ることが出来る柔軟性があるのです。
ドルコスト平均法という平均点戦略
「債券や株式の価格は常に変動するものである」
これはウォールストリートの唯一にして共通の認識です。
資産運用を行う際にもっとも簡単で手軽に分散(銘柄・時間)投資出来る方法がドルコスト平均法です。
やり方はとても簡単で、定期的に同じ額の投資を続けるだけです。 常に一定金額を継続投資するということは価格が低いときにより多く購入でき、価格が高いときにはそのぶん購入できる数量は少なくなります。その結果、支払った平均コストは、理論上その平均市場価格よりも低くなるのです。
ドルコスト平均法を利用することにより、平均購入価格を低く抑え、時間の経過とともに市場の変動を味方にすることができ、資産を効率良く運用することが可能になるのです。
まとめ
ETFを使うことにより、企業に詳しくなくても分散して投資することができ、なおかつ費用が安く抑えられます。
投資の基本をETFという商品を買うことで出来てしまうのですから、知っていて損は無いと思います。
堅実な資産運用を行う上で、是非検討してみる金融商品だと思いますよ。
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【オフ会】色々話したこと、メモ書き
- 2018年は初心者だった自分には勉強になった年
- テクノロジーの進歩
- お金の使い方
- 幸福度を上げるために
- 副業と複業
- 失敗を糧にする
- 今年はどんな年になるのかな
- 参加された方々の記事
2018年は初心者だった自分には勉強になった年
新年一発目のオフ会に行ってきたのですが、その時の事を忘れないようにメモ。
会場となったお店の人には、お金の話やお金の話やお金の話をしていたので怪しいヤツら感が全開でしたが、もうそろそろ慣れてきましたね。
誰にも迷惑は掛けていないはずですし。
さて、2017年の誰でも儲かる相場と違い、去年は上下があった年でした。その時に、自分はなぜその商品(企業)に投資に投資していて、なぜその時に売るという行為に至ったのか。自分自身そういったことが反省点でもあり、学びに繋がった点でもありました。
今回たまたま損をしなかったという偶然なだけで、能力があったという事では無い。そのことはしっかりと肝に命じておかなければなと思います。
「雰囲気で投資している」という人は、本当にほったらかしにしている人は、個別株を持っている人ならどれだけの人が決算をしっかり読んでいるか。
みんなやっているから安心というスタンスの人がかなりふるいに掛けられた相場だったような気がします。(素人談)
ホントのところはわからないので皆さんどうでしたか?
資産運用にかける時間が無い人にとって、自動積立投資の強みを改めて感じさせられました。
そして、そのような商品、システム、サービスが提供されている今の環境にも感謝ですよね。
テクノロジーの進歩
テクノロジーの進化の速さは凄まじく、私たちの生活習慣や意識を知らず知らずのうちに変えていきます。
例えば、スマートフォンの登場が世の中に大革命を起こしたことは誰もが知っていることです。
今から10年前、それを誰もが普通に使いこなす世の中が来ると思っていたでしょうか。予想もしない世の中が10年でやってきたのですから、それはこれから先も続きます。
今、私たちは何かを知りたいと思いついた時、どういう行動を取るでしょうか。
スマホ、またはPCで Google もしくは別の検索エンジンで文字を打ち込んで検索をします。
今、多くのデジタル企業がこの行動を変えるために音声認識に力を注いでいるのは有名な話です。音声だけで物を調べたりしたり、何かを操作したりなんてまだ先の話だと思う人も多いですが、以外にもその時代は早く来ると思います。おそらくブロガーの方も、音声入力で文字に起こしている方々は少なからずいるのではないでしょうか。
Amazonもこの分野にかなり投資しているのですから、期待してしまいますね。
これらを踏まえてオフ会で話した内容は、子供の教育にスマートスピーカーは使えるよねという話をしました。
今の子供達はおそらくそれが普通という感覚で育ちますし、社会にでる頃にはそれが当たり前の世の中になっている。多くのデジタル企業はそういう近い未来を実現させようとしています。
北米では幼稚園に実験的に Amazon のスマートスピーカーが導入されています。
わからないことは、アレクサに聞く。正確に言葉で伝えることが出来なければ答えてくれませんので、子供達はより正確にたくさんの言語を学び、同時に伝える力を養っていきます。
正しい教育法なんて正解がないわけですが、これはとても面白いですよね。
お金の使い方
2018年は《大人の金融教育》という企画に参加しました。
とても有意義で、ホントに楽しい企画でした。
漠然と考えていたものが少し晴れましたし、お金との向き合い方にとても楽しくなれたのはこの企画のおかげです。
自分の幸せとは何か、奥さんの幸せとは何か、そして世の中を幸せにできる行動とは何か。皆さんは、お金の使い方のプロになれそうですか?
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幸福度を上げるために
お金も大事ですが、自分がやりたいことを見つけることが一番大事です。
それを実現させるためのツールにお金が必要ということだと思うので、やっぱりやりたい事を見つけるのが一番です。
人それぞれ価値観は違いますから、何がやりたい事なのかはバラバラです。
人と話す事、何かを買う事、誰かを喜ばす事、何かを達成する事、子育てする事。
何かしらの行動に対して、人は幸福を得ているのではないかと思います。だから「好きな事でお金を稼ぐ」というのが言われているのかなという気がします。
目的を持って生きるというそれは、目的がハッキリしている人ほど楽しく幸せに生きれるのではないでしょうか。
今回のオフ会ではそんな生き生きした話を聞けたので、とてもパワーをもらえました。
副業と複業
今回集まった全員が、何かしらの副業をしています。
僕はサラリーマンですから、勤め先の給与とブログの収入を得ています。
ということは、コア・サテライト給与戦略(なんだこの名前)でいうところの、サテライト部分にブログ収入があります。今後は、いかにもっと多くのサテライト部分を増やせるかが今の自分への課題です。
知っている限りサラリーマンの副収入は、株式・ブログ・不動産・太陽光の売電あたりが多いでしょうか。片手間に出来るものや、終業後に行えるのが手軽で良いですよね。
使える時間を有効に使うことも課題の一つです。今は人と人とを繋ぐ、ちょっとしたことがお金になっているので、今後もう少し頑張っていきたいです。
これからは、どんどん時間の効率が良くなっていく可能性もあります。先ほどにも少し話をしましたが、テクノロジーの進化は素晴らしいものがあるため、仕事が無くなるより先に仕事の効率化が進み、就業時間が短くなる職種が出てくるはずです。
その時には、おそらく複業(メインとなる仕事が二つや三つ)になる方々がどんどん出てくるので、そういう時代にハマる準備もしておいても良いかもしれません。(いつの時代になりますかね)
失敗を糧にする
副業はやれば儲かるというものではありません。ブログも稼げるかと言われれば 相当にセンスがある、または継続できるモチベーションがないと、収入の足しになんてなりません。
やはりそれなりに努力し、創意工夫を凝らしていかないとお金を稼ぐなんてことは出来ません。
好きなことだから継続できるし、好きなことだから失敗してもまた立ち上がれると思うのです。そもそも楽しければ、良い意味で失敗なんて認識が無いのかもしれません。
始めるリスクが無いものはやらなきゃ損というのは、かなり的を得ています。気になることがあるのならばドンドンやるべきですよね。
ただし、気合いの入れすぎでオーバーヒートになるのには注意です。
今年はどんな年になるのかな
去年は、ほとんど何も知らなかったために積極的に多くの人に会いにいきました。調べるよりも、喋って聞いて学習する方が早いので、ビギナー・ベテラン 色々と織り交ぜた話を聞くことが、大枠を掴むという意味でとても良かったです。
たくさんの楽しい出会い、新しい考え方、そしてみんな大好きマーケットの行方。これからも何が起こるかわかりませんが2019年も楽しく、幸せ度を高めながら色んなことに取り組んでいきたいと思います。
参加された方々の記事
ecofree-mom.com
www.makers-teamkaka10.com
mrmarket-japan.com
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