ころすけのお金のお話

ほぼ雑記ですが、たまにお金のことを書いてます

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マネーリテラシーなんてなかったあの頃



このブログを立ち上げてからというもの、以前に比べてお金のことにかなり関心を持つようになりました。
それまでは100円ぐらい 1000円ぐらい と軽い気持ちでお金に接していたのですが、最近ではコストを計算したり、お金を大切に扱うようになってきました。
これは、結婚を機に "資産形成" を意識したこと、奥さんが "節約上手" "貯蓄体質" だったことが大きいです。
今までを振り返ると、お金の使い方が下手すぎて本当に恥ずかしい使い方をしてきたなと恥ずかしくなりました。

そこで、今までを思い出して過去の失敗をまとめておくことにしました。
昔のマインドのまま生きていたら今頃どうなっていることやら。



新卒サラリーマン時代は順風満帆だった

社会人として初めて働いていた頃は いたって普通でした。貯金しなければ という感覚も特になく、毎月余った分がその月の貯蓄金額でした。
サークル活動、趣味の習い事、旅行や飲み歩き、これに一人暮らしをしていて普通に貯金できていたのですから、かなり余裕があり 充実した生活を送っていたと思います。

私の周りには、ブランド品を持つ同年代の人が多かったのですが そこにはあまり興味が沸かず 服はもっぱらTadashi Yanai(UNIQLO)だったり、小物もノーブランドなどが多かったので、そのことも大きかったのでしょうかね。

人生の転機がお金の使い方を変えた



まだ30年そこらしか生きていないわけですが、人生の中でお金の使い方がとても下手だったなぁ〜という期間があります。それは、趣味だった事を仕事にしていた時です。

この世界には2種類の人間がいます。 趣味をマネタイズ出来る人間と、出来ない人間です。
もちろん、私は後者でした。

宵越しの銭を持たぬ日々

上京してからというもの、お金の使い方がかなり酷くなっていきました。自分でもなぜあんな感覚だったのかはわかりませんが、日々感じていたことは 貯金を0にしたかったことです。
今となってはありえない感覚なのですが、当時は何かが狂っていたのかもしれません。

生活の質は落ち、食べる物もままならず、好きな事に熱心に打ち込んでいる。一見バカげたように見えますが、そんな自分が好きだったといえば好きでしたし、給料は見合いませんでしたが それなりの仕事に就けていたことを幸せと感じていました。

明日も楽しく、今日より楽しく。
日々新しいことや、刺激のある人生は最高だと本気で思っていたため、お金など無くてもいいやと考えていました。

お金の使い道を振り返る

考えてみると、なぜあんなことにお金を使ったのかと疑問に感じてしまいます。
脳内は完全にお花畑でした。

新しい機材を買いたがる

大して実力も付いていないのに、やたらと良い機材や新しいモノを欲しがります。そして買います。

何か理由をつけてとにかく買います。
マイクやヘッドホンは何個買ったかわかりませんし、仲間と買った音響機材も数十万円単位でポンポン買っていました。なぜあんなにも簡単に大金を使っていたのか。月給3万円も満たない人間なのに。
もう一度言います。実力は無いのにです。

食事は外食か貰ったもの

最初の一ヶ月は節約しなければなぁという気持ちが強いのですが、だんだんと周りに流されていきました。ブログに載せるためにオシャレな場所へ行ったり、お客さんが勧めてくれたお店に行ったりと 常にお金がかかるような生活や食事をしていました。
資金が尽きると、スタジオのお弁当を貰うためにスタッフに物乞いするか誰かの飲み会に紛れ込んでその日の食事としていました。
それでも無理な時は水です。

当時、代々木駅のマクドナルドでお腹が減りすぎてボーっとしていたら、店員さんがチーズバーガーをくれた事がありました。圧倒的感謝なのですが、店員さんの顔も名前も全く覚えていない当時の自分は最低だなと今でも思います。あの時は本当にありがとうございました。

お金が無いのに増やそうとする

お金が無くて本当にヤバい経験をした人ならわかると思うのですが、なぜか一撃必殺を狙います。 要はギャンブルです。残金が少なくなればなるほどその傾向は強くなります。
ギャンブル依存症と少し違うところは、一般的な勝負は避けていくので必然的にヤバい道に進みます。時間効率とリターンをバカな思考回路で考えているからです。詳しくは知らないですがイベントで出会った方の1人でマリファナを売っている人がいました。ある意味人生を賭けてましたね。

ちなみに私はというと、他のグループと客入りでお金を賭けたりしていました。しかも、集客が見込めそうなときだけです。セコイですね。
業界は私が思っていたよりも、はるかにギラギラしている人が多かったです。
一度光を浴びた人たちは、その輝きを失わぬよう必死です。プレッシャーや嫉妬、恨み、嫌み、それらに負けぬように、側から見ればどんどん嫌な奴になっていきます。人生史上1番ストレスを抱えていた時期かもしれません。

彼女に何でも買ってもらうようになる

ダメな男に必ずと言っていいほどセットでくっつくのが貢いでしまう女性です。
要はお互いが依存している状態ですね。こうなると地獄に行くしか道はないなぁと感じます。

なぜかお金に困るとそういった人と出会ってしまいます。
よくあるパターンとしては、住むところが無いから一緒に住ませてくれないか といったところから始まると思います。幸い私は住むところを確保していたのでそこまで酷くはなかったですが、やはり金銭面でお世話になった人たちはいました。今思うと本当に情けない話ですし、申し訳なかったです。 毎月お小遣いを渡そうとしてくる人もいましたから、世の中色んな人がいます。

そして大半が本来の目的を忘れていく

みんな上京した時に心に決めた覚悟がありました。 しかし、その大半が挫折や 環境の変化に対応出来ずにバタバタ倒れていきます。
そして残るのは本来の目的を失ったゾンビ。ただ生活することだけを考える歩く屍です。

事務所に入ったり、レーベルと契約しているのであればいいのですが、とりあえず勢いだけで登ってきた人に最低限の保証などはありません。
そうなると 謎の言い訳を繰り出しホストになったり、急に資格の勉強をしだしたりします。

結局はみんながお金に困って、活動が継続困難になっていったのです。私も仕事はそこそこ貰っていましたが、やはりそれ一本で食っていけるほどの収入はありませんでした。バイトをしながらや、他の人のイベントやツアーに同行して 小銭稼ぎをするしかなかったのです。
最後らへんは、自分は三流だと割り切っていたのでかなり楽しめていました。考え方一つで気持ちはかなり変わるものです。

お金は大切だけど経験も大事

マネーリテラシーなど無かった過去を振り返ると かなりヤバい生活をしていたなぁと思うわけですが、最近はそれはそれで良かったなと思うようになってきました。
当時、お金に纏わる知識をもし携えていたらと考えると確実にあの道には進まなかったですし、あの世界を知ることは無かったです。
世間から見れば、バカで何も考えていないと思われたりすることもありますし、それ以外に能は無いと思われがちです。ですが、中に入ればみんな素晴らしい才能を持った人たちばかりでしたし人間としての魅力はとてつもなく溢れている方ばかりでした。そんな人たちと共にクリエイティヴな活動が出来たことは今でも良い経験となっています。

金融教育はとても大事ですが、そういったものを切り離した考えと環境は、それはそれで悪いだけのものでは無いなと思ったりも... この辺でやめておきますね。


こんな私が友人に株式投資を勧めるのだからかなりヤバイ

なので株式投資を勧めるのをやめました




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