【次世代のインターネット通信革命】Googleの新興国戦略
Googleは世界中の農村部がインターネットに接続できるために、次世代通信技術 ライトビームを使う方法を準備しています。 Googleは、人口5000万を抱えるアーンドラプラデーシュ州の通信事業者と共に、Free Space Optical Communications【FSOC(空中光通信)】と呼ばれる技術を実用化しようとしています。 Googleとパートナーを組んだAP State FiberNetは、1月から2000のFSOCリンクを導入し、同州のネットワークに対してもサポートしていくそうです。 ちなみに、AP State FiberNet Limitedは2015年に設立された企業です。 Googleの今回のプロジェクトは、インドの数千名の人々をサポートしている、電波塔やWi-Fiスポットなどの主要なアクセスポイントにアクセスできない、危機的な格差をうめることが狙いなのです。インドから始まる新時代のWiFi
その展開はまずインドからと発表されました。次世代の光通信技術
これは、光のビームを使い放射状に電波を拡散して、高速大容量の長距離インターネット接続を可能にする技術です。
これが実現すれば、事実上世界中のどこにいてもPCやスマートフォン等が使えるという画期的な技術なのです。インド企業とのタッグ
準備は着実に進んでおり、プロジェクトは順調なようです。APSFLという企業
私は詳しく知らないのですが、エネルギー・インフラストラクチャ&インベストメント部門の管理下にある、政府の完全所有組織です。インドとGoogleは成功するのか
Googleのこのプロジェクトはインド政府施策の一環でもあり、政府の計画では2019年までに1200万世帯をインターネットに接続する予定だそうです。