サラリーマンの皆様 !! まだ会社の給料だけで消耗してらっしゃるの ⁉︎
サラリーマンは、日本が誇る最強の戦闘民族だと私は信じて疑いませんでした。
真面目に、コツコツと、地道に働く。
ウサギとカメならカメ。
アリとキリギリスならアリ。
せっせと真面目に働けば、一所懸命に働けば、小さな幸せを集めれば、老後には幸せな時間を過ごせると本気で思っていました。
勤めた企業に居座るだけでも、十分な余生を楽しめる権利を与えられていたサラリーマン。
ですが、今は違うのです。
サラリーマンはエクスペンダブルズ(消耗品)なんです。
あなたで無ければダメだなんて仕事は世の中に数%しか無いのです。
日本人の所得は減るばかり
少し前のデータですが、この傾向は今でも同じです。
いっこうに給料が上がってきません。
さらにグローバルリズムが進行して、終身雇用なども崩壊しつつあります。
給与が年齢で判断されないことや、年金の問題に、社会福祉制度問題。
これから税金として徴収される額も、必ず増加します。
ただ企業に居座るだけでは、安泰した会社員生活を送れない可能性があるということ。
今、日本のサラリーマンはピンチかもしれません。
副業を推奨する世の中の流れ
政府は、働き方改革を推し進めています。
さらに副業も推奨しています。
ということは、遠回しに "もっと個人で頑張って金を効率良く稼ぎなよ" と言われているのと同じです。
一般的なサラリーマンの脳内は働き方改革や副業と言われた途端に別の場所で、労働者としてお金を稼ごうと考えてしまいます。
それはそれで良いかもしれませんが、将来を見据えて、もっと楽に。
お金を効率良く増やしていことを考えていかなければなりません。
雇われ労働者のままでは効率よく資産を増やせない理由
① ブラック企業の増加
給料体系などを始めとして、様々な問題を抱えている大手企業、地方や田舎で堂々と無茶苦茶な労働をさせている小型企業。
ブラック企業は、まだまだ近年でも話題になっています。
厚生労働省の発表によると、平成28年度に都道府県労働局、労働基準監督署等に寄せられた相談の件数は、100万件を突破したとのこと。
これだけ多くの相談件数があるということは、悪質な労働環境はまだまだ蔓延している事実です。
こんな所で働いていても、効率良くお金は稼げません。
② 好景気の恩恵を受けれない
日経平均が20,000円台を突破してから、好景気に突入かと言われていました。
その恩恵を受けている企業は多いですが、従業員はどうでしょうか。
全ての労働者の給料が上がったのでしょうか。
一部の大手、好調な中小企業以外の方は大幅に給料が上がったなんて人はそう多くないはずです。
日本の企業は、この好景気をチャンスと捉えて設備投資などに資金を投入しているため、労働者が好景気の恩恵を受けていない人が多いのです。
③ デフレマインドから脱却できない
平均給与が上がらない状況が続くと、消費者の行動に影響が出ます。
消費に回せるお金が少なくなるため、単価の高い商品は売れなくなります。
その結果、安い商品増加=物価が下がる
という悪い循環が始まります。
物価が下がると企業の売上も下がってしまう。
そして、従業員の給料に回せるお金も少なくなり、これも悪いスパイラルを生む原因です。
市場に資本を投下して"お金に働いてもらう"
自分の肉体のみでお金を稼ぐのには限界がありますし、さきほど記述したように日本で効率よく働くなんて全ての人が出来る事ではありません。
ではどうするのか。
マーケットに資本を投下するのです。
リボルバーのシリンダーに弾丸を込めるように。
金融資産を持つ
現金で1000万円持っているのと、金融資産を1000万円持っているのとでは全く意味が異なります。
現金で持っていても、金利は雀の涙です。
もし、手数料がかかるATMなんかで入出金してしまうと、その年の利息は吹き飛んでしまいます。
預けていても全く増えないのが、今の世の中なのです。
ですが、金融資産で持っていた場合はどうでしょうか。
その資産はお金を生み、寝ている時も、遊んでいる時も、働いている時も、いつどんな時も新たなお金を生み続けます。
金融資産を持つというのは、単純にそういう事なのです。
株式投資をやってみよう
一番身近な、金融資産といえば株式と不動産です。
不動産を持つ事は、かなり大きな資金が必要ですし、無理にレバレッジをかけた投資になる可能性が非常に高いです。
まずは少額からでも良いので、株式投資から始めてみるべきだと思います。
自分の給料だけでなく、自分が投資した企業がその資金で稼いでくる。
そして、株主に還元する。
これぞ正しく、資本主義経済の恩恵を受けているわけです。
労働者ではなく、資本家になれた瞬間でもあります。
ガムシャラに必死に働くというのも大事なのかもしれませんが、自分だけでなく、自分が稼いできたお金に稼いできてもらう。
日本人には、この考え方が必要なんだと思います。
じゃないと、いつまで経ってもサラリーマンとして、消耗しっぱなしになってしまうわけですから。