【ニッポン一億総活躍プラン】働き方改革は日本を変えるのか
私は日本人です。
そして日本が好きです。
嫌な部分や、ダメな部分や、どうしようもない部分もたくさんあります。
だけど日本はとても良い国だと思うし、この国に産まれて良かったと本当に思っています。
これは海外の善し悪しを、日本ほど理解していないからだということでもありますが、、
それはさて置き。。
安倍内閣が2015年に掲げた政策の一つに
一億総活躍社会というプランがあります。
日本の人口1億人、幼児から老人までが活躍できる社会を目指すということでしょうか?
今更ながら勉強です。
一億総活躍社会とは
首相官邸のHPに記載されている文面は以下の通りです
若者も高齢者も、女性も男性も、障害や難病のある方々も、一度失敗を経験した人も、みんなが包摂され活躍できる社会
一人ひとりが、個性と多様性を尊重され、家庭で、地域で、職場で、それぞれの希望がかない、それぞれの能力を発揮でき、それぞれが生きがいを感じることができる社会
強い経済の実現に向けた取組を通じて得られる成長の果実によって、子育て支援や社会保障の基盤を強化し、それが更に経済を強くするという『成長と分配の好循環』を生み出していく新たな経済社会システム
これ、実現性はあるんでしょうか。
一億総活躍社会への取り組み
新三本の矢と名付けて政策として取り組むようなのですが、3つのスローガンのようになっています。
内容を噛み砕きざっくりまとめると
①名目GDPを600兆円にしよう
②出生率を1.8に上げよう
③介護離職を0にしよう
これらを三本の矢として頑張りますということ。
私なりの解釈
ここからは私の偏見の知識の無さを露呈するとんでもない意見なので、参考にしないでくださいね。
①名目GDPを600兆円規模にする
国民よもっと効率よく働け
金をもっと一人当たり生み出せ
だから企業は賃金上げろ
円安を追い風にしろよ
定年を引き上げてジジババももっと働け
年金貰ってる場合じゃねぇ
労働者をもっと増やせ
②出生率を1.8に
子供もっと産んで働け
社会進出しやすくしてやるから働け
隙間時間で働け
金稼いでもっと産め
税収にしわ寄せくるから人口増やせ
将来の労働者を増やせ
③介護離職者を無くす
介護するために辞めるな働け
労働者をジジババのせいで減らすな
介護するなら金払って働け
他人を介護して金もらって、自分の親の介護は金払って見てもらえ
と、感じてしまう私は異常なのかもしれません。
データを見てみる
名目GDPのグラフ
先進国との比較
1995年からのデータを使用していますが、先進諸国に比べて日本の拡大幅はポンコツです。
出生率のグラフ
出生数のグラフ
データが1年誤差があるので比較しにくいですが、やはり年々減少傾向です。
2016年は100万を切っているのはかなり深刻ですね。
介護離職者の割合
離職した理由
このデータを見る限り、介護しながら働く世の中ではないということ。
少なからず日本はまったくこの事に関して進歩がないのです。
簡単ではありますがこの3分野においてのデータをみる限り、なかなか一億総活躍社会へのプランは成功する見込みがなかなか無いのでは?
と感じてしまいます。
データ引用