ころすけのお金のお話

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【貯蓄から投資への道のりは険しい】職場の飲み会から感じたこと



先日、職場の方々とお酒を飲む機会がありました。

私の勤めている会社は、比較的大きな規模の会社ですので、派遣社員・契約社員・請負業者など雇用形態はさまざまな方が勤めています。

真面目な方、お調子者、少しクセのある方、お酒が大好きだけど静かな人、たくさん色んな方がいます。

そこで去年から投資を始めた私は、みんなに探りを入れてみました。

【投資】という単語が大嫌いなみんな

反応は100%予想していたリアクション。

《NISA》や《iDeco》の単語は知らない人がほとんどです。
さらには怪しい・難しい・興味が無い3拍子。
即座にお題を変えました。

なぜこんなにも拒絶反応がでるのか。
なぜこんなにも投資嫌いな人たちばかりなのか。
この問題は相当根が深いです。



日本人はお金が大好きなはずなのに

日本人はお金の話を嫌います。
いやらしい話題と考えています。
金持ちは悪いやつという印象をどこかで持っています。
日本人の大半は、勤勉に汗水垂らして稼いだお金を美徳と考えています。

なぜなのでしょうか。



預けっぱなしの日本人

お金持ちは様々なモノに投資を行い、世にお金を出します。

資産を増やすために当たり前に、株式投資や不動産投資などを行なっています。

その結果、資本主義の世の中を豊かにするのです。

これのなにが悪なのでしょうか。



モンスターカスタマーと化す日本人

現在日本には、凄い数の人がお金を銀行預金に預けっぱなしです。
使う目的も無いお金を、全て預けているわけです。

すなわち、自分のお金が誰かの手に渡るのが嫌ということです。

世の中にお金を出さないのです。

抱え込み、金利も全くつかないのに大事に大事に保管しています。

そして、その結果減らしたくない心理から、安いものばかりを求めます。
それに加え、無駄にサービスを求める。

企業はこの消費体系に応えるべく、企業努力でサービス向上に努めます。

ですが、これが負のスパイラルを生み出し、さらに消費者はサービスを求めて企業を苦しめます。

企業が苦しむということは、従業員が苦しむということ。

その結果、さらなるモンスターカスタマーを生み出すのです。



自らを苦しめる日本人

お金を使うひと、使わない人、様々な形がありますが、今の世の中は消費者モンスターで溢れかえっています。

牛丼一杯に安さと早さをどこまでも求め、その結果として雇用体系は悪くなるばかり。

この状況がどこまで続くのかとても不安です。

景気がよくならないと嘆いているのは、自分たちで自らの首を絞め続けているからではないでしょうか。

飲み会でこんな事を考えてしまう私も、少し疲れている気がしますね。