ころすけのお金のお話

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僕の人生 〜分岐点〜

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小さいころから、普通に小中高校と公立の普通科を出て特に何も考えずに進路を決めてきましたが、18歳の時 日本は少し就職難だったため、流石にこの時は少し考えました。

当時はこれからさらに求人倍率は悪化していくであろうという見通しだったので、確実に就職できる方法を模索していました。

私は車が好きな少年だったので、出した答えは自動車業界に入ろうと結論を出しました。

大手の自動車会社に就職できれば、どんな時代が来ても何とかなるだろうと安易に考えたからです。

とてつもなく安易でしたが、今でもこの考え方については間違っていなかったと思っていますし、今の自動車業界を見ても私が入社した自動車会社の選択は最善だったのではないかと思っています。

 

そうと決まれば、自動車会社直系の自動車専修学校に入るために推薦入学という受験戦争を回避するチケットを手に入れるためすぐに動きました。そして無事、思ったように事は進み、無事に進学して卒業し、系列グループ会社への就職を果たします。

 

就職してから4年目を迎えたころ、私は安定した収入・恵まれた同僚・充実した毎日を送っていました。

そして、この頃から昔からやりたかった音楽にのめりこんでいきます。

 

仕事を終えて、音楽三昧の日々、休日はスタジオやクラブで歌うことばかりしていました。

かなりお金も掛けていましたし、相当のめりこんでいたと今でも思います。

しかし、仕事があっての趣味だったので 公私混同はせず割り切って活動をしていたこともあり、良いバランスで続ける事が出来ていたのだと思います。

 

そんなある日、2011年の年明けにボイストレーニングの講師から、実力試しだと思って音楽事務所のオーディションを受けてみないかとの提案を受けました。

半分期待、半分冗談な気持ちが入り混じった複雑な感情を抱いて会場にいったのを今でもハッキリと覚えています。

 

結果は当然のことながら、落選。

1次審査で終わりでした。

 

しかしこの後も、運良くいくつものオーディションを受けます。休みもちょうど重なって、会場に足を運ぶ休日が続きました。

 

それから数日が経ち5つ目に受けたオーディションでなんと合格の通知をもらい、何度も嘘ではないかと確認しました。

 

しかし、私はサラリーマンです。当時の仕事を辞める気は全く無く、普通に断りの連絡を入れました。

それが2011年の3月7日の事です。

それから数日後、日本で大きな震災が起こりました。東日本大震災です。

製造業の私の会社は物資が途絶えたり、北関東の工場がストップしたりとすごく慌ただしい状況になり、あちこち走り回ってパニックになっていました。

企業規模で支援しようと被災地への支援物資の準備をしたりと、とても大変だったことを覚えています。

それから一週間ほど経った頃、合格をいただいた音楽事務所から連絡がきました。

 

「この夏に復興イベントを行い、収益を寄付したいと考えている。その準備をもう始めていこうと考えてるので 君も参加しないか?」

 

そう言われたときに、人生経験としてこれはやるべきではないのかと強く何かに心を動かされました。

おそらく、何かしなければならないという漠然とした感情だけだったのかもしれませんが 参加することを決めて、上司に相談して退職準備を進めました。

 

そのあと、採用していただいた事務所で音楽活動を1年弱、違う事務所に移り2年ほど 東京での活動を続けました。

毎日毎日練習し、お客さんが2~3人というレベルのライブも何度も何度も行いました。

一番印象に残っているのは、スカイツリー近くで路上ライブをさせてもらい、最初は誰一人立ち止まらず空気のような存在で歌っていましたが、途中ヤケクソになって趣味の家電の話を30分間BGMと共に漫談した事です。予告していないフリーイベントで50人以上の足を止めたのは最初で最後の出来事でした。

このおかげで、相当メンタルが鍛えられましたね。

 

結果的に音楽の才能がなかったのだと思いますが、人生の中でとても良い経験になりましたし、大きな財産になったと今でも思います。

それからしばらくして、地元に戻り無一文な私は実家に居座り半年かけて就職活動をして今の職業に就きました。

職務経歴書を見て採用した会社の人事担当は、少しクレイジーな人だったのかもしれません。

おそらくラッキー入社ではないかと思っています。

 

まぁそんなこんなで色々あった私ですが今はまともに働き、コツコツ資産形成をしています。

人間どんな年齢や、どんなタイミングでもなんとかなると思います。

"やりたいことを後悔することなく、可能であるならば行動する"

 

このことが、人生を謳歌できるかどうかの重要な選択になってくるのではないかと思っています。

年齢ではなく、モノゴトに対する熱量が人の人生経験を大きく飛躍させ楽しい時間へとシフトしてくれる と思っています。説得力まったく無いですけどね。

 

本日はお金とは関係ないお話ですみません。このへんで失礼します。

 


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